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▼実施状況
【第四報 活動状況】
帰還支援プログラム開始(速報)
 ('06年3月22日)
帰還セレモニーの実施について
 ('06年3月30日)

[現地で研修をしている
 学生からのレポート]
帰還民の様子
('06年3月30日)
「子どもとの楽器づくり」イベント
('06年3月29日)
マリ・クプラ キャンプ支援の状況
('06年3月26日)
キャンプジャパン内クリニックの様子
('06年3月26日)
パキスタンデーイベント開催
('06年3月23日)
サッカープロジェクトの進捗状況
('06年3月22日)
その3−PWJ/JADE−
('06年3月22日)
キャンプ内の学校の様子
('06年3月21日)
キャンプ住民用のキッチンの様子
('06年3月20日)
その2−JAFS−
('06年3月18日)
その1−JCCP−
('06年3月17日)
国際婦人デーイベント開催
('06年3月8日)

【第三報 キャンプ地の様子】
('06年1月11日
〜'06年2月11日)

【第二報 入居開始】
('05年12月28日
〜'06年1月9日)

【第一報 キャンプ設営】
('05年12月19日
〜'05年12月27日)


[現地で研修をしている学生からのレポート]
■'06年3月29日 「子どもとの楽器づくり」イベント
1.目的と背景、活動内容
【目的】
松下電器学生派遣支援金を有効活用し、より多くの裨益者に対して、心理社会的なケアにつながり得る活動として、描画と楽器づくりの機会を提供することが本イベントの目的である。対象は、おおよそ12歳以下の子どもを想定した。

【背景と活動内容】
JPF小柴、石川の両名はサッカーを通した心理社会的ケアプロジェクト(以下、FBP)のサポート役を果たしてきたが、このプロジェクトの直接の裨益対象者は10歳〜12歳の少年、約30名である。しかし、キャンプ内で生活している12歳以下の子どもの数は、男女合わせて、600名を越すことがわかっている。そこで、我々は女子も含めたレクリエーション活動を実施できないか検討を開始した。

キャンプ内を見渡すと、FBPに参加できない子どもにとっても、遊びの場は幾らか提供されているようであった(SCJのSPA、PWJ/JADEのMPEC、その他、各種イベントなど)。PWJ/JADEのMPECでは、幼児向けのおもちゃやアニメ鑑賞の機会などが提供されていた。しかし、各団体の活動内容のヒアリングやキャンプ内での活動を行う中で、子どもが何らかのものづくりを通して自己表現を行う機会は、意識的には提供されていないように感じられた。(実際には、行われたことが、もしくは、その予定があるかもしれない。)一方、一般的に推奨される子どもを対象とした心理社会的ケアのプログラムとしては、ストーリーテリング、演劇、美術、歌唱、スポーツなどが挙げられる。美術や歌唱などは自己表現の一つの方法として非常に有用な心理社会的ケアのプログラムだと言われている。米国のNGOではピンホールカメラの作成の機会を難民の子どもに提供し、世界の難民の子ども同士で文通するという活動をマネジメントしている。この活動では、ピンホールカメラの作成や写真による自己表現が子どもにとって自尊心の向上につながることが指摘されており、これはある種の心理社会的ケアにつながる活動であると考えられる。

これらの事柄から、プラスティックのコップを使ったマラカスづくりと描画を組み合わせたイベントを行うことを決定した。当初は、PWJ/JADEの協力を得、MPECのみで、本イベントを行う計画であった。しかし、キャンプ内での活動を続ける中で、重い病気や怪我のために自分のテントからほとんど出られない子どもや弟妹の世話や家事を手伝うために自分のテントから離れることが難しい子どもがいることが判明したため、居住者用テントを訪問し、出張型イベントの開催も企画することとなった。

◆自分のテントから離れられない子ども
a) 怪我や重い病気で自分のテントから出られない子ども・・・13名
b) 弟妹の世話や家事を手伝うために自分のテントから離れられない子ども・・・多数
男子でも、女子でも学校に行ったり、自分のテントから離れて遊ぶことが難しい子どもはたくさんいる。21日(火)、昨年10月の地震の際、足に重症を負い、一日中家にいるという少年を訪ねた。彼は読書や勉強が好きだそうだが、今はそれも叶わない。JAFSスタッフのタンダリ・キャンプでの業務経験からも家事の手伝いや弟妹の世話で自分のテント近くから離れられない子どもが多数確認されている。
◆キャンプ内の子ども向けのレクリエーション施設
キャンプ内の子ども向けレクリエーション事業に関わる施設は、PWJ/JADEのMPEC(Multi Purpose Education Center)、SCJのSPA(Safe Play Area)の2箇所が挙げられる。
2.事前準備と実施手順
【事前準備】
◆ マラカスづくりや描画に必要な備品をリストアップ。
◆ イベントに必要な備品を購入する。
◆ 「切る」、「貼る」、「絵を描く」等の単語と表現をウルドゥー語で用意する。
◆ PWJ/JADEにMPEC使用許可を得る。
◆ テントから出られない子どもを訪問し、関係を築く。
事前準備後、3月28日(火)にイベントを実施。
【当日の実施手順】
◆ MPECを訪問し、利用者の子どもに描画とプラスティックのコップを使ったマラカス作りへの興味を確認する。
◆ 用意しておいた画用紙に描画を行う。自分の好きなように描くように伝える。
◆ 描画が終了した後、はさみを使って切り取る作業を行う。
◆ 切り取った絵をコップに貼り付ける。
◆ コップの中に少量の豆を入れ、2つのコップを貼り合わせる。
◆ 完成。
※ 怪我をしている子どものテントを訪問し、同様の手順にてマラカスづくりを行った。
【参加者の概要】
a) MPEC:参加者の子どもは男女含めて、約10名。男子の中にはFBP参加者の顔もあった。全員がキャンプ内学校のPrep〜4年生までに在籍している生徒であった。
b) 住民テント1基:時間の制約があり、テントから出られない子どものテント訪問は1基のみとなった。足に重症を負っている男子1名ときょうだいなど4名が参加した。このテントで生活している子どもはキャンプ内学校には通っていない。
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